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私たちが大切にしている訪問看護の考え方

私たちが大切にしている訪問看護の考え方

私たちが大切にしている訪問看護の考え方

前回のブログでは、私たちが訪問看護で「遊び」を大切にしている理由についてお話ししました。

                  

遊びは子どもとの信頼関係を築き、その子らしさを知り、一人ひとりに合った看護につなげるための大切な時間です。

                  

では、なぜ私たちはそこまで「遊び」や「安心できる関係」を大切にしているのでしょうか。

                

その答えとなるのが、私たちの訪問看護の土台となっている考え方です。

                   

今回は、私たちが日々の訪問で大切にしている考え方をご紹介したいと思います。


子どもの成長には「土台」がある

私たちは、きんぎょモデルという考え方を大切にしています。

              

なんできんぎょなんですか?とよく聞かれますが、関西にある児童発達支援「きんぎょ」での遊びを中心とした実践の中から学びや考え方を構成したもので、金魚や金魚鉢などは関係ないです。(笑)

              

きんぎょモデルでは、

                   

健康・感覚や運動・心の安定

                    

という土台の上に、

                   

非認知能力と認知能力が育っていくと考えています。

                    

私たちは、この土台を整えることが、その子らしい成長につながると考えています。


健康は成長を支える土台

土台の一つ目は「健康」です。

                   

睡眠、食事、排泄。

                 

どれも当たり前のことに思えるかもしれませんが、子どもの成長には欠かせません。

                     

寝不足の日は集中しづらくなったり、体調が悪い日は何をするにも気持ちが向かなかったりします。

                  

それは子どもも同じです。

                       

生活リズムが整うことで、身体だけでなく心にも余裕が生まれます。

                      

訪問看護では、お子さんだけでなく、ご家族とも一緒に生活を振り返りながら、無理なく生活を整えられるよう支援しています。


感覚や運動も成長を支える土台

子どもは毎日の生活の中で、たくさんの感覚を使っています。

                        

見る。

聞く。

触れる。

身体を動かす。

                             

こうした経験を積み重ねながら、身体の使い方や姿勢、手先の動きなども少しずつ育っていきます。

                   

感覚や運動の発達につまずきがあると、集中しづらかったり、疲れやすかったり、日常生活や学校生活で困りごとにつながることもあります。

                      

だから私たちは、遊びや日常生活を通して、自然に感覚や運動を育てることも大切にしています。


心の安定も大切な土台

もう一つの大切な土台が「心の安定」です。

                   

安心できる場所があること。

安心できる人がいること。

「この人と一緒なら大丈夫」と思える関係があること。

                   

そうした安心感は、子どもが新しいことに挑戦したり、自分らしく過ごしたりするための支えになります。

                   

私たちは、困りごとだけを見るのではなく、その子の気持ちに寄り添い、安心できる関係づくりを大切にしています。


だから私たちは「遊び」を大切にしています

前回のブログでもお伝えしましたが、私たちは訪問看護で「遊び」をとても大切にしています。

                       

私たちは、遊びは子どもの土台を育てる時間だと考えています。

                     

遊びの中では、走る、跳ぶ、投げる、登るなど、たくさん身体を動かします。

                 

その中で、見る・聞く・触れる・バランスを取るなど、さまざまな感覚も自然と使われています。

                    

こうした経験は、感覚や運動の発達につながり、子どもの成長を支える土台になっていきます。

                           

また、遊びは身体だけでなく、心も満たしてくれます。

                   

「できた!」

「もう一回やりたい!」

「一緒にできて楽しかった!」

                          

そんな経験を繰り返すことで、安心感や達成感、自信が少しずつ育っていきます。

                          

そして、その積み重ねが、

                         

・挑戦する力

・最後まで取り組む力

・思いやり

・協力する力

・自分で考える力

                       

などの非認知能力にもつながっていきます。

                        

だから私たちは、安心して遊べる環境や夢中になれる時間を大切にしています。

                              

遊びはゴールではありません。

                        

遊びを通して心と身体という土台を育て、その先にある一人ひとりの成長につなげていくこと。

                        

それが、私たちが遊びを大切にしている理由です。


私たちが支えたいのは「土台」

訪問看護というと、

「困りごとを解決する。」

とイメージを持たれることもあります。

                        

もちろん、それらも大切な目標です。

                          

でも私たちは、その結果だけを追いかけるのではなく、その子が安心して生活し、自分らしく成長していける土台を育てることを大切にしています。

                           

生活リズムを整えること。

                          

安心できる関係を築くこと。

                                   

遊びを通して心と身体を育てること。

                            

ご家族と一緒に、その子らしい関わり方を考えること。

                              

学校や関係機関と連携しながら、子どもを支えていくこと。

                          

その一つひとつが、土台づくりにつながっていると私たちは考えています。


最後に

子どもの成長は、一人ひとり違います。

                         

だからこそ、「もっと頑張ろう」と背中を押す前に、「安心して頑張れる土台」があるかを大切にしたいと思っています。

                               

私たちは、「できるようにする」ことよりも、「できる力が育つ土台をつくる」ことを目指しています。

                          

これからも、お子さん一人ひとりのペースを大切にしながら、ご家族や学校、関係機関と一緒に、その子らしい成長を支えていきたいと思います。