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好き嫌いだけじゃない?子どもの偏食について考えてみませんか
2026.07.27 子どもの発達

好き嫌いだけじゃない?子どもの偏食について考えてみませんか

「好き嫌いが多くて困っています。」

                 

訪問看護で保護者の方から、偏食について相談を受けることがあります。

                   

食事は毎日のことだからこそ、「このままで大丈夫かな」「栄養は足りているかな」と、不安になる方も少なくありません。

              

偏食と聞くと、「好き嫌い」と考えられることもありますが、その背景にはさまざまな理由が隠れていることがあります。

                

今回は、子どもの偏食について、一緒に考えてみたいと思います。


偏食には、さまざまな理由があります

偏食の理由は、一つではありません。

例えば、

             

・成長過程でみられる好き嫌い

・初めての食べ物への不安

・その日の体調や気分

・食欲の波

・食べ物のにおいや食感、温度などへの苦手さ

・発達特性や感覚の特徴

               

など、さまざまな要因が関係していることがあります。

                

特に、発達特性のあるお子さんでは、感覚の特徴などが食べ方に影響している場合もあります。

                  

一方で、偏食があるからといって、発達障がいがあるというわけではありません。

                 

子ども一人ひとりに個性があるように、食べ方にもそれぞれ違いがあります。

                   

だからこそ、「どうして食べないの?」ではなく、「何が食べにくいのかな?」という視点で見ていくことが大切です。


「食べられない理由」があるのかもしれません

例えば、

                 

「においが苦手」

「特定の食感が苦手」

「色が混ざっている料理に抵抗がある」

「初めて見る食べ物は不安になる」

                   

大人から見ると小さなことでも、その子にとっては大きなハードルになっていることがあります。

                         

そのため、「食べなさい」と促す前に、その子が何に困っているのかを知ることが、支援の第一歩になることもあります。


無理に食べさせることが、逆効果になることもあります

「一口だけ食べてみよう。」

「頑張れば食べられるよ。」

                       

励ますつもりの言葉でも、お子さんによっては大きなプレッシャーになってしまうことがあります。

                     

もちろん、栄養をとることはとても大切です。

                          

しかし、無理に食べる経験が積み重なることで、「食事=嫌な時間」と感じるようになってしまう場合もあります。

                     

だからこそ私たちは、「どうしたら食べられるか」だけでなく、**「どうしたら安心して食事の時間を過ごせるか」**ということも大切にしています。


保護者だけで抱え込まないでください

偏食は、「食べられる・食べられない」だけでは考えられないことがあります。

                         

その子には、その子なりの理由があるかもしれません。

                      

そして、毎日の食事だからこそ、保護者の方も疲れたり、不安になったりすることがあります。

                      

一人で抱え込まず、小児科医や管理栄養士、言語聴覚士(ST)、作業療法士(OT)、訪問看護など、必要に応じて専門職に相談してみてください。

                        

お子さんだけでなく、ご家族も安心して食事の時間を過ごせるよう、一緒に考えていくことが大切だと私たちは考えています。


お知らせ

来月、子どもの偏食についても扱うセミナーを開催する予定です。

                        

「偏食にはどんな理由があるの?」「家庭ではどんな関わり方ができる?」など、日頃の悩みを一緒に考えられる内容を予定しています。

                        

詳細はホームページやInstagramでお知らせしますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。